【坂上どうぶつ王国】感想:かわいそうなレオとギン太郎

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新入りのシニア犬「レオ」、坂上家での新たな生活

10歳の白くてキレイな柴犬、レオが坂上家にやって来ました。レオの以前の飼い主さんは病気で、入院や手術を控えているため、家に戻れるかどうか不確かでした。知り合いや家族に頼ることが難しい状況であったため、やむを得ず坂上家にレオをお願いしに来られました。

通常、一般の方からの犬の受け入れはしていない坂上家ですが、レオが保健所に連れて行かれる可能性があったため、特例で急遽引き受けることにしたそうです。レオは人懐こく、行儀も良く、散歩も上手で、とても賢い犬です。

最初のシャンプー

さて、レオが坂上家に来て最初のシャンプーの時間です。レオは水が苦手かなと思っていたのですが、驚いたことにとても落ち着いていました。

実は、以前の飼い主さんがしっかりと訓練をしていて、水に慣れていたんです。シャンプーの間もじっとしていて、本当にお利口さんでした。シャンプーをしている間、坂上家のみんなも感心しきりでした。

レオとギン太郎の初対面

その後、レオははじめての散歩に出かけます。それに同行したのは坂上家のもう一匹の犬、問題児であるギン太郎(10歳のシニア犬)でした。ギン太郎は他の犬との距離感が掴めず、攻撃的な態度を取ることがありました。

それはレオに対しても同じで、最初の出会いからギン太郎はレオに対して強い執着を示し、散歩中もレオを威嚇し怯えさせてしまいました。家に戻った後も、レオを見るたびにギン太郎は吠えて威嚇し、レオはすっかりギン太郎に怯えてしまいました。

レオのドッグランデビュー

レオのドッグランデビューの日、事件が起きました。レオは初めて出たドッグランで、他の犬たちと和やかに挨拶を交わしていました。しかしドッグランにギン太郎が現れると、状況は一変しました。

レオがのびのびと過ごしているところに、なぜ天敵のギン太郎が放たれたのでしょうか。心配していた通り、ギン太郎はレオに向かって急速に距離を詰め、吠えながら攻撃を開始しました。ギン太郎の攻撃は威嚇を超え、レオに激しく噛みつく行動に発展しました。

レオは悲鳴をあげながら逃げ回りましたが、執拗に噛みつかれ、明らかに圧倒されていました。レオの悲鳴を聞いていると涙が出てしまいました。

スタッフが介入し、二匹を離すことに成功しましたが、レオはこの体験から深く怯えてしまい、ドッグランの隅で縮こまっていました。ギン太郎がレオに向かって突進し始めた時点で、ギン太郎を止めてほしかったと思います。スタッフが「レオ逃げろ」と声をかけていましたが、その前に引き離してあげてほしかったです。

ギン太郎の行動の背景

スタッフの方によると、ギン太郎がレオに対して攻撃的な態度を取ったのには、何かしらの事情があったのかもしれません。以前に柴犬との嫌な記憶があったのかもしれません。しかし、明らかに上手くいっていない犬同士をドッグランで鉢合わせさせるのは、よくなかったのではないでしょうか。動物は止められませんので、人の方で気をつけてあげてほしいと思いました。

まとめ

新しい環境に慣れようとしているレオにとって、ギン太郎の存在は脅威でした。坂上家での生活が始まったばかりのレオにとって、このような出来事は大きなストレスとなりました。今後、レオが安心して過ごせるように、坂上家の皆さんが工夫してくれることを願っています。

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